TUTORIAL2: クラス2 筋電を計測してみよう ・内容 我々ヒトの手足は,脳から送られる信号によって動きがコントロールされています.本講義では,代表的な生体信号の一つである筋電(筋電図)を対象として,発生メカニズムや計測方法を学び,測定体験を通して理解を深めます. さらに,計測された信号をパソコンに取り込んで表示(処理)することで,実際に測定した生体信号の波形が変化する様子を観察します.最終的には,計測された筋電(信号)をスピーカーで聞いてみたり,ロボットを操作したりしてもらいます. 難しそうに思うかも知れませんが,講師やチューター(大学生)が分かりやすくお手伝いするので心配ありません. 図1:筋電計測の一例(手を開いたり閉じたりした時の腕の筋電の変化) ・対象者 身体を動かす仕組みや生体信号に興味のある方,医療やヘルスケアに関連して私たちの身体の信号を可視化(パソコンに表示)したりすることに興味のある方が主な対象です.希望者には,筋電を用いたゲームやロボット操作を体験してもらいます. ・準備 会場のPCを使用して受講できます.実習で使用する機材は,主に筋電センサーです. ※ ハンズオンチュートリアルでは,筋電を計測するために各参加者の片腕に電極(医療現場で使用されているシールのようなもの)を貼って自分の筋電を計測してもらう可能性があります.