STANDARD2:講演者の先生方 ・佐藤 嘉伸 先生 佐藤先生は,奈良先端科学技術大学院大学の教授で,様々な医用画像解析のエキスパートです.特に,個々の患者の状態に合わせて手術計画を立てるのは,一種の職人技のような経験とカンが必要でしたが,これをコンピュータによる解析と人工知能を使って,それぞれの患者に最適な手術計画を得られるような研究を行っています.この分野で世界最先端のハーバード大学への留学経験や共同研究,国際学会の主導など,国際的に活躍されている先生です.「人工知能による医用画像認識と自動手術計画」のタイトルでご講演いただきます. <佐藤先生の研究室HP> ・生田 幸士 先生 生田先生は,マイクロメカトロニクスの分野で長年に渡って研究開発を行い,世界に先駆けて能動内視鏡や能動カテーテル,化学ICチップなどを開発した経験があり,この分野で日本を代表する研究者です.多くの研究プロジェクトのリーダとして活躍され,紫綬褒章をはじめ,文部科学大臣賞など数多くの賞も受賞されています.講演では,マイクロロボットを医療に応用する未来の医療についてお話いただきます. <生田先生のHP> ・福西 快文 先生 福西先生は,コンピュータによる分子動態シミュレーションに基づく分子設計・創薬支援に関する研究開発に関する日本の第一人者で,国立の研究所で研究チーム長を務めています.また,数多くの研究発表をするだけでなく,ご自分で開発されたソフトウェアも公開するなど,国際的にも著名な研究者です.コンピュータによる分子動態シミュレーションの基礎から創薬への応用まで,最先端の研究成果についてご講演いただきます. <福西先生のHP> 前の内容:今回の医工学スクールのテーマ 次の内容:医用画像とその応用