TUTORIAL1:

クラス1

筋電RUN ! ~ 生体電気信号でゲームを動かそう!~


・内容

生体計測の基礎を学びます. 生体計測 は,私たちのからだがどのような状態になっているか知るための技術です.また,最近では,生体信号を利用して身の周りのものを操作することもできるようになりつつあります.実習ではまずウェアラブルデバイスを使って,自分の心拍や筋電を測定します.次に,レゴブロックタイプのセンサーモジュールやフィルタモジュール,マイコンモジュールを組み合わせて,生体信号処理の基本を確認します.実際に測定した生体信号の波形が変化する様子を観察します.さらに,自分たちの筋電を生体信号処理して扱いやすいようにしたうえで,ゲームのキャラクターやロボットを操作する制御信号に変換します.難しそうに思うかも知れませんが,講師の先生やチューターの学生が分かりやすくお手伝いするので心配ありません.


・対象者

身体を動かす仕組みに興味のある方,医療やヘルスケアに関連して私たちの身体の状態がどのようになっているか調べたり可視化したりすることに興味のある方が主な対象です.ゲームやロボット,無線通信技術に興味のある方も歓迎です.

・準備

ラップトップPCをお持ちの方はできれば持参してください.ラップトップPCをお持ちでなくても会場のラップトップPCをグループで使用して受講できます.実習で使用する機材は,筋電センサーや心拍センサー(市販のウェアラブルセンサや自作したもの),マイコンボード,ロボット(Rapiro, Sphero, Wallbot),スマートフォンゲーム(シングルタッチで操作できるもの)です.次のリンク先をご参照ください.
・ウエアラブル生体計測センサー
  Myo ArmBand(筋電センサー・慣性センサー)
  Apple Watch(心拍センサー・慣性センサー)
・マイコンボード
  Arduino
  Arm mbed
・ロボット
  Rapiro
  Sphero
  BLE Wallbot

 ※ ラップトップPCをお持ちの方は,チュートリアル後にも自習できるよう是非ご自分のPCを持参してください.
 ※ スマートフォンにシングルクリックで遊べるゲームをインストールしていただけるとより楽しめます.